同期と飲む

会社の同期と飲んだ。

会社に入って初めての配属先の、隣の部署にいた同期だった。入社1年目の頃は同期でよく集まって飲んでいたけど、自分の部署の中での人間関係ができてくると、飲みに行く回数も徐々に減っていった。それでも、たまに集まって飲んでいた。節目節目というより、本当に「たまに」。

部署が違ったので、一緒に仕事をすることはほとんどなかった。その距離感は悪くなかった。同期から聞く仕事の話は、とても大変そうだった。自分も頑張らないといけないな、と気持ちが掻き立てられる感じがした。

入った店はどこにでもあるような安居酒屋だった。人をもてなすための店をいくつか知っておくべきだと反省した。次の予定があるということだったので、2杯ずつ飲んで店を出た。また飲もうという話をして、別れた。今の部署が自分に合っているかはわからないが、明日からも頑張ろうと思いながら、駅に向かった。